とんかつ栄ちゃん

１１月２９日（金）より、フランス・バスク地方の「KINTOA」（鳥新さんより提供）を使用したとんかつを、数量限定で販売致します。

御飯、味噌汁、野菜フライ、烏龍茶付きで、ロースかつは６０００円、ひれかつは６０００円（予約完売）です。

 「KINTOA」は、現在でも年間３０００頭程しか飼育されていない、大変希少なフランスの原種豚です。頭とお尻が黒い２色の模様と、垂れ下がった大きな耳が特徴です。１９８１年には２０頭程まで減少し絶滅の危機に瀕しましたが、ピエール・オテイザ氏の尽力により序々に頭数を回復し、１９９７年にはLIGERAL（血統登録書）に認定され、純血種であることが保証されることとなりました。

 ピエール・オテイザ氏の農場は、フランス南西部バスク地方の美しいアルデュード渓谷にある小さな山村に位置しています。KINTOAは戸外で産まれ、２ヶ月間は母親の乳を飲んで過ごします。仲間と共に４ヶ月頃まで成長した後は、１２～１４ヶ月になるまで野山を駆け回って過ごします。KINTOAの食事量は一日５kg。栄養バランスを考え、シリアル、とうもろこし、大麦、豆など遺伝子組み換えでない飼料を２kg分与えたあと、残りの３kg分を求めて彼らは山へ。森や田園には食糧をこと欠きません。栗やどんぐり、りんご、ブナの実など、季節ごとの恵みが彼らの糧となります。KINTOAの風味豊かで味わい深い肉質は、厳しい自然環境の中、病気も怪我もせず、ストレスなく健康に育った証であるとオテイザさんは言います。

ひれかつは予約完売ですが、ロースかつはまだございます。なくなり次第終了致しますので、お早めにどうぞ…！

※『写真集』に、ピエール・オテイザさんが来店時の写真を掲載しておりますので、ぜひ御覧下さい。